色違い、サイズ違い、機能違い——バリエーションのある商品の動画を作るとき、「全部を1本に入れる?それとも種類ごとに作る?」と迷う方は多いと思います。判断の目安は、違いの種類よりも、見る人が1本の動画の中で、迷わず自分に合うものを選べるかどうかです。この記事では、その判断のしかたと、違いの種類ごとの見せ方をご紹介します。
まとめる?分ける?判断の目安
| 1本にまとめるのが向いている | 分けるのが向いている |
|---|---|
| 同じシリーズで、基本の使い方が共通している | 使う人や使う場面が、まったく違う |
| 見比べてから選んでほしい | 1つの機能を、時間をかけて実演しないと伝わらない |
| 違いが「見せれば分かる」(色・大きさ・付属品・機能の有無など) | 価格帯や訴求のしかたが大きく違う |
| まずは予算を抑えて、全種類に動画を用意したい | 商品ページごとに、冒頭で見せたいものが違う |
機能が違う商品でも、基本の使い方が同じなら、1本にまとめたほうが「どれを選べばいいか」が一度に分かる動画になります。反対に、色違いだけの商品でも、使う人がまったく違うなら、分けたほうが伝わることもあります。
1本にまとめるメリット
- 選ぶ前に全種類を見比べられる:商品ページの写真だけでは分かりにくい、種類ごとの違いが一度に分かります。
- 条件をそろえて比べられる:同じ光・同じ背景・同じ流れで撮るので、色や大きさ、機能の違いだけが正しく見えます。
- 予算を抑えやすい:種類ごとに作るより、制作の本数を減らせます。
違いの種類ごとの見せ方
色違い:並べて、実物に近い色で
1色ずつ順番に見せるだけだと、前の色を覚えておくのが大変です。全色が一度に映るカットがあると、比べやすくなります。また、画面と実物の色の差は、「思っていた色と違う」という不満につながりやすいところです。照明の色に引っぱられないよう、自然な光で、実物に近い見え方を意識して撮ることが大切です。
サイズ違い:「比べる」と「使う」の両方で
並べて大きさの差を見せたうえで、手に持ったり、置き場所に置いたりして「実際の大きさ」を見せます。数字だけでは伝わりにくい差が、ひと目で分かるようになります。
機能違い:共通部分はまとめて、違う部分だけを比べる
機能違いの商品で、種類ごとに最初から最後まで同じ説明をくり返すと、動画が長くなり、違いも分かりにくくなります。共通の使い方は1回だけ見せて、違う部分だけを並べて実演するのがおすすめです。
違いが一目で分かるように、テロップで「◯◯付き」「◯◯なし」のように短く示したり、それぞれが向いている人を添えたりすると、見る人が自分で選びやすくなります。
まとめるときの構成の流れ
- 冒頭は「何の商品で、どう使うのか」から
最初から種類を次々に見せると、何の商品なのかが伝わりません。まずは代表の1つを使って、商品の正体と使い方がパッと分かるように見せます。 - 共通の魅力を伝える
素材や基本の機能など、全種類に共通するよさを先に伝えます。「この商品がいい」と思ってもらってから、選ぶ段階に進みます。 - 違いを並べて見せる
色・サイズ・機能の違いを、比べやすい形で見せます。 - 選び方で締める
「◯◯な人にはこちら」のように、それぞれが向いている人を示すと、見る人が迷わずに選べます。
何種類まで入れられる?
動画の長さには限りがあるので、種類が増えるほど、1つを見せられる時間は短くなります。ひとつの目安は2〜10種類です。機能違いは1つずつ実演する時間が必要なので、色違いだけの場合より少なめになることがあります。種類が多いときは、全種類を並べたカットで一覧を見せ、人気の種類や違いが大きいものだけを詳しく見せる方法を組み合わせます。
それでも収まらない場合は、「定番シリーズ」と「上位モデル」のように、テーマで分けるのもひとつの方法です。
外注するときに確認しておきたいこと
バリエーションをまとめて依頼するときは、見積もりの段階で次の点を確認しておくと安心です。
- 商品の数で料金が変わるか:「1本=1商品」を前提に、商品やカットが増えるごとに料金が上がる依頼先もあります。種類が増えると、準備や撮影、片付けの手間も増えるためです。
- 全種類を送る必要があるか:色の見え方や機能の違いを正しく撮るには、実物が必要です。発売前で全種類がそろわない場合は、早めに相談しておきましょう。
- どの商品ページに載せるか:同じ動画を種類ごとの商品ページで使うのか、代表のページだけに載せるのかで、冒頭に映すものや見せ方が変わることがあります。掲載先のルールもあわせて確認しておくと安心です。
よくある質問
何種類まで1本の動画に入れられますか?
動画の長さや見せ方によりますが、ひとつの目安は2〜10種類です。機能違いは1つずつ実演する時間が必要なので、色違いだけの場合より少なめになることがあります。多い場合は、一覧で見せるカットと、詳しく見せるカットを組み合わせる方法をご提案します。
機能が違う商品も、1本にまとめられますか?
はい。基本の使い方が共通していれば、共通部分をまとめて見せたうえで、違う部分だけを並べて実演すると分かりやすくなります。使う人や使う場面がまったく違う場合は、分けたほうが伝わることもあります。
バリエーションを1本にまとめると、料金は高くなりますか?
依頼先によって考え方が違います。1本=1商品を前提に、商品の数だけ料金が上がる場合もあるので、見積もりのときに確認しておくと安心です。nanase worksでは、2〜10種類なら1本の動画にまとめても追加料金はかかりません。
撮影のときは、全部の種類を送る必要がありますか?
動画に映したい種類は、すべてお送りいただくのが確実です。実物がないと、色の見え方や機能の違いを正しく撮ることができません。発売前で全種類がそろわない場合は、ご相談ください。
最後に
バリエーションのある商品は、「自分に合うものを選べること」そのものが魅力です。1本の動画にまとめると、その魅力をまとめて伝えられます。一方で、詰め込みすぎると、商品の良さも種類ごとの違いも伝わりにくくなります。
まとめるか分けるかで迷ったら、商品と掲載先を教えてください。いちばん伝わる構成をご提案します。
色・サイズ・機能違いも、1本の動画に追加料金なしで
nanase worksでは、色違い・サイズ違い・機能違いなどの商品を、2〜10種類なら1本の動画にまとめても追加料金はかかりません。それ以上の場合も、見せ方を含めてご相談ください。