商品動画の撮影には、大きく分けて2つのスタイルがあります。商品だけを白い背景で見せる「白背景」と、実際の暮らしの中で使っている様子を見せる「ライフスタイル撮影」です。どちらが正解ということはなく、商品や目的によって向き不向きがあります。この記事では、それぞれの特徴と、選び方の目安をまとめました。
2つのスタイルの違い
| 白背景 | ライフスタイル | |
|---|---|---|
| 伝わること | 形・色・細部・使い方の手順 | 使う場面・雰囲気・使ったあとのイメージ |
| 印象 | 清潔感、情報が整理されている | 親しみやすさ、生活感、共感 |
| 得意な商品 | 使い方の説明が必要な商品、細部を見せたい商品 | インテリア、食品、美容など「暮らし」と結びつく商品 |
| 気をつけたいこと | 単調になりやすい | 背景に目が行き、商品がぼやけることがある |
白背景が向いているのは、こんなとき
白背景のいちばんの強みは、余計な情報がなく、商品そのものに視線が集まることです。
- 使い方の手順を見せたい:組み立てや調整など、手元の動きをはっきり見せたいときに向いています。
- 質感や細部を見せたい:シャンプーのテクスチャーやパウダーの輝きなど、商品のディテールを際立たせられます。
- 商品画像と統一感を出したい:Amazonのメイン画像は白背景が基本なので、商品ページ全体の印象がそろいます。
ただ、白背景だけで最後まで見せると、どうしても単調になりがちです。動きのある実演や、テンポのいい編集で変化をつけるのがポイントです。
ライフスタイル撮影が向いているのは、こんなとき
ライフスタイル撮影の強みは、「自分の生活に置き換えて」想像してもらえることです。
- 空間になじむかが大事な商品:インテリアや収納など、置いたときの雰囲気が購入理由になる商品。
- 使う時間帯や場面に意味がある商品:朝の支度、夜のリラックスタイム、週末の料理など。
- ブランドの世界観を伝えたい商品:やさしい光や小物づかいで、ブランドの雰囲気ごと伝えられます。
Amazonが動画広告のクリエイティブを分析したデータでも、普段の使用環境で商品を見せた動画のほうが成果が上がりやすかったという結果が出ています(詳しくはこちら)。
いちばんおすすめは「組み合わせ」
実際の制作では、どちらか一方だけでなく、両方を組み合わせることがよくあります。
たとえば、冒頭と使用シーンは暮らしの空間で撮り、機能の説明や付属品の紹介は白背景で整理して見せる、という構成です。雰囲気と分かりやすさの両方を、1本の動画で伝えられます。
ライフスタイル撮影で商品をぼやけさせないコツ
- 背景の色数を絞る
背景の小物や色が多すぎると、商品に目が行きません。商品の色を引き立てる、落ち着いた背景を選びます。 - 光は自然光でやわらかく
窓からの自然光を使うと、暮らしの雰囲気が自然に出せて、広告っぽさも抑えられます。 - ピントと構図で主役をはっきりさせる
背景を少しぼかしたり、商品を画面の見やすい位置に置いたりして、主役が商品であることを伝えます。
よくある質問
Amazonの商品ページ用なら、白背景のほうがいいですか?
メイン画像は白背景が基本ですが、動画にはその決まりはありません。商品の魅力が伝わるなら、ライフスタイル撮影も効果的です。両方を組み合わせるのもおすすめです。
ライフスタイル撮影は、どこで撮影するのですか?
nanase worksでは、自然光の入る自宅スタジオで撮影しています。キッチンやリビングなど、暮らしの雰囲気が伝わる空間で撮影します。
屋外のシーンも入れられますか?
屋外での撮影実績もあります。撮影が難しいシーンは、高品質な生成AI映像で補うこともできます。
どちらのスタイルにするか、決めてもらえますか?
はい。商品と掲載先をうかがったうえで、どちらが合うか、組み合わせるならどの配分がいいかをご提案します。
最後に
白背景とライフスタイル撮影は、「分かりやすさ」と「使いたい気持ち」という、それぞれ別の役割を持っています。どちらを優先するかは、お客様が商品ページでいちばん迷っているポイントによって変わります。
nanase worksの実績動画でも、両方のスタイルを見比べていただけます。気になるものがあれば、「この雰囲気で」とお伝えいただくだけでも大丈夫です。
自然光を活かした、広告感の少ない映像づくり
nanase worksでは、白背景での実演から、暮らしに溶け込むライフスタイル撮影まで対応しています。商品に合ったスタイルをご提案します。