「商品動画って、スマホで自分で撮ってもいいの?」「外注するほどのことなのかな?」——動画を検討しはじめた方から、よくいただく質問です。正直にお答えすると、自分で撮ったほうがいい場合も、外注したほうがいい場合も、どちらもあります。この記事では、作る側の立場から、その見極め方と、自分で撮るときのコツをお話しします。
まず結論:判断の目安はこの3つ
| こんなときは | おすすめ |
|---|---|
| まずは動画を試してみたい、商品数が多くて1本あたりの予算をかけにくい | 自分で撮る |
| 使い方を見せるだけのシンプルな商品で、撮影に慣れた人が社内にいる | 自分で撮る |
| 主力商品・新商品で、商品ページの第一印象を大事にしたい | 外注する |
| モデルの使用シーン、シズル感、質感の表現が必要 | 外注する |
| 撮影素材はあるが、構成や編集に手が回らない | 編集だけ外注する |
ポイントは、全部を同じやり方にしなくていい、ということです。売上の柱になる商品だけは外注して、それ以外は自分で撮る、という使い分けをしている方も多いです。
自分で撮るメリットと、つまずきやすいところ
自分で撮るいちばんのメリットは、費用を抑えられることと、思い立ったらすぐ撮れることです。商品を一番よく知っているのも、作り手であるご自身です。
一方で、実際によく聞くつまずきは、撮影そのものより「何をどう見せるか」の部分です。
- 撮ったものの、どれも同じような映像になってしまう
- 伝えたいことが多すぎて、長く、まとまりのない動画になる
- テロップの表現が審査に引っかかり、何度も作り直すことになる
- 編集に思った以上に時間がかかり、本業が止まってしまう
逆に言えば、この部分さえ押さえれば、スマホでも十分に伝わる動画は作れます。
自分で撮るなら、押さえたい5つのコツ
- 撮る前に「伝えたいこと」を1つ決める
「片手で使える」「洗いやすい」など、見た人に感じてほしいことを1つ決めてから撮影します。構成の考え方はこちらの記事にまとめています。 - 光は窓からの自然光で
部屋の照明だけだと、色がくすんだり影が強く出たりします。日中、窓の近くで撮るだけで、映像の印象はかなり変わります。 - スマホは固定して、動かすのは商品と手
手持ちで撮ると、ブレで見づらくなりがちです。スマホは三脚などで固定し、商品や手の動きで変化をつけると、落ち着いた映像になります。 - 使っている場面を必ず入れる
商品だけを映すより、実際に使っている手元や場面があるほうが、ずっと伝わります。 - テキストは短く、言い切らない
音なしで見る人のために短いテキストを入れつつ、効果を断定する表現は避けます。審査で引っかかりやすい表現はこちらで紹介しています。
外注したほうがいいのは、こんなとき
外注の価値がいちばん出るのは、「見せ方」で売上が変わりやすい商品です。
- 質感・シズル感が魅力の商品:化粧品のテクスチャー、料理の湯気や照りなどは、光と撮り方の経験が仕上がりを大きく左右します。
- モデルの使用シーンが必要な商品:人が使っている姿があると、使ったあとのイメージが一気に湧きます。
- 主力商品・新商品:商品ページの第一印象として、長く使う動画になります。
- 社内に時間がない:撮影・編集・審査対応まで含めると、意外と時間がかかります。その時間を本業に回せるのも外注のメリットです。
費用の相場や、依頼先の選び方はこちらの記事で詳しくまとめています。
「半分だけ外注」という選び方もある
撮影は自分で、構成と編集だけをプロに任せる、という方法もあります。撮影素材がある程度そろっているなら、編集の力で印象はかなり変わります。
nanase worksでも、お手持ちの素材を使った編集のみのプランをご用意しています。
よくある質問
スマホで撮った動画でも、Amazonの商品ページに載せられますか?
はい、規格を満たしていれば載せられます。解像度や形式などの規格はこちらの記事でまとめています。
自分で撮るのと外注するのは、どちらが売れますか?
商品や見せ方によるため、一概には言えません。質感や使用シーンが魅力の商品は、撮り方の差が出やすいので外注の価値が出やすいです。
撮影だけ自分でして、編集を頼むことはできますか?
はい。nanase worksでは、お手持ちの素材を使った編集のみのLightプラン(¥40,000〜)をご用意しています。
自分で作った動画を、あとからプロに作り直してもらえますか?
はい、ご相談いただけます。今の動画で気になっている点を教えていただければ、撮り直すべきか、編集の見直しで十分かもあわせてご提案します。
最後に
作り手の立場でこう言うのも変かもしれませんが、すべての商品をプロに頼む必要はないと思っています。大切なのは、限られた予算と時間を、いちばん効く商品に使うことです。
「この商品は自分で撮るべき?頼むべき?」という段階のご相談も歓迎です。商品を拝見したうえで、正直にお答えします。
撮影込みでも、編集だけでも、ご相談ください
nanase worksでは、撮影から編集まで丸ごとお任せいただくプランと、お手持ちの素材を使う編集のみのプランをご用意しています。どちらが合うか分からない段階でも大丈夫です。